赤ちゃんと添い寝をする時に、一番注意が必要なのはベッドからの転落事故です。
消費者庁でも
０～１歳児が、主に就寝時などに大人用ベッドから転落する事故報告が、医療機関から消費者庁へ寄せられており、平成 22 年 12 月から平成 29 年６月末までに、計 564 件（０歳児が 457 件、１歳児が 107 件）の報告がありました。
（消費者庁ホームページより引用）
と注意喚起を行っています。
そこでこの記事では、赤ちゃんと添い寝をするのに適したベッドの選び方と、おすすめフロアベッドをご紹介したいと思います。
フロアベッドが赤ちゃんに最適な理由
ベッドから転落すると、頭の比重が大きい赤ちゃんは顔面や後頭部を床にぶつける可能性が高くなります。
そのため、ベッドからの転落事故をなくすためには、ベッドガードを使用する方が多いのではないでしょうか？
しかしベッドガードの注意事項を確認すると分かりますが、
幼児用ベッドガードは、一般財団法人製品安全協会が定めた安全基準（SG基準）では、生後18か月未満の子どもには使用しないよう定めているので、注意してください。
となっています。
生後18カ月未満の赤ちゃんにベッドガードを使用すると、ベッドガードとマットレスの間に赤ちゃんが挟まれて窒息する危険性があるのです。
本来乳幼児の間は、柵に囲まれたベビーベッドに寝かせるのが一番安全です。
また、添い寝をする時には布団を敷いて寝かせるのが、転落事故の危険性がないのでおすすめです。
とは言っても、最近のマンションはフローリング主体なので、和室の部屋がないご家庭も多いと思います。
そう言ったケースでおすすめなのが、フロアベッドで赤ちゃんと添い寝をする事です。
メリットとしては、
- 高さが低いので怪我のリスクが少ない
- ベッドガードが必要ない
- フローリングに布団を敷くよりも寝心地が快適
- 赤ちゃんの遊び場として使える
- ミルクやおむつの交換が楽になる
と言った事があります。
1．高さが低いので怪我のリスクが少ない
フロアベッドは種類にもよりますが、床から寝どこまでの高さが20㎝～25㎝程度と非常に低くなっています。
万が一赤ちゃんがベッドからはみ出しても、体を打ち付けるような大怪我をする心配がありません。
2．ベッドガードが必要ない
赤ちゃんが小さい時には、ベッドガードやベッドインベッドを使う方も多いと思いますが、そう言ったベビーグッズは一切必要ありません。
むしろ、ベッドガードを使うとマットレスとの間に挟まれる危険性があるので、使わないようにしましょう。
3．フローリングに布団を敷くよりも寝心地が快適
フローリングに布団を敷いて添い寝をしているお母さんもいらっしゃると思いますが、寝心地はかなり硬いですよね？
本来布団は畳の上で使用するように作られています。
畳はい草を編み込んでいるので、弾力性があり布団を上に敷いても快適に睡眠を取る事が出来ます。
しかし、フローリングは硬い木材なので、布団を敷くと底付き感が出てしまいます。
赤ちゃんは体重が軽いので問題ありませんが、お母さんや体重が重たいお父さんが添い寝をすると、腰や背中を傷めてしまいます。
フロアベッドであれば、クッション性が高いマットレスで寝る事が出来るので、何時間でも赤ちゃんの顔を見ながら添い寝をする事が出来ますよ。
4．赤ちゃんの遊び場として使える
ベビーベッドは安全ですが、狭くて柵に囲まれているので赤ちゃんは動く事が出来ません。
そのため、本来であればズリバイやハイハイをする時期になっても、大人しく寝ているケースが多いそうです。
しかしフロアベッドは、赤ちゃんの動きを妨げる物が一切ないので、思う存分体を動かす事が出来ます。
フローリングの部屋では、赤ちゃんが転んだ時に痛い思いをしますが、広めのフロアベッドを用意すれば、成長してからも遊び場として使う事が出来ます。
5．ミルクやおむつの交換が楽になる
ベビーベッドで赤ちゃんのお世話をしていると、寝かしつけるのが大変ですよね？
抱っこしてせっかく寝かしつけても、ベビーベッドに置くと【背中スイッチ】がONになって、泣き出す事もしばしばです。
その点フロアベッドなら、お母さんが横にいるので赤ちゃんも安心ですし、添い乳をしながら寝かしつける事も出来ます。
また、宮付きのフロアベッドを選べば、夜中に赤ちゃんがお腹を空かせても、枕元の電気を付ける事が出来ますし、おむつの予備を置いておくことも出来るので便利ですよ。
赤ちゃんのフロアベッド選び方
このように、フロアベッドがあると赤ちゃんにとっても安全ですし、お母さんも育児が一気に楽になります。
また、フロアベッドを選ぶ時には、
- 床からの高さが20㎝の商品
- 宮付き
- マットレスが抗菌
と言ったポイントを抑えると、更に事故の心配がなく衛生的な環境にする事が出来ます。
1．床からの高さが20㎝の商品
フロアベッドの中でも、高さを出来る限り抑えた商品を選ぶようにしましょう。
一番低いフロアベッドの高さは、床から20㎝程度ですが、これだけ低いと赤ちゃんがベッドからはみ出しても痛い思いをしなくて済みます。
床にはコルクマットを敷く
また、床にはラグやカーペットよりもコルクマットを敷くのがおすすめです。
弾力性がありますし、天然の防虫成分【スベリン】が含まれているので、ダニやカビを寄せ付けません。
ジョイント式になっているので、厚手・大判のコルクマットであれば、簡単にリビングや寝室に敷き詰める事が出来ます。
2．宮付き
フロアベッドには、棚やコンセントがある方が利便性が高くなります。
冬場の乾燥した季節は、赤ちゃんが鼻を詰まらせる事が多いですが、加湿器を枕元に置く事である程度改善する事が出来ます。
また、おむつやお尻拭きなども棚に置けるので、赤ちゃんが泣いたらすぐに交換出来るのも魅力です。
3．マットレスが抗菌
赤ちゃんと添い寝をしていると、うんちやおしっこでマットレスが汚れる事もあります。
また病気をした時には、ベッドの上で嘔吐をする事もあるでしょう。
基本的にはシーツやベッドパッドを敷いて、マットレスが汚れないようにしなければいけませんが、それでも多少は汚れてしまいます。
うんちや嘔吐物がしみ込んだ状態で使い続けると、病原菌やカビ、ダニが繁殖してしまい、衛生的に良くありません。
そのためマットレスは、【国産ポケットコイルマットレス】など抗菌仕様を選ぶようにしましょう。
赤ちゃんにおすすめのフロアベッド
では具体的にどのようなフロアベッドがおすすめかと言うと、
- 【JointJoy】ジョイント・ジョイ
- LAUTUS ラトゥース
- 『hohoemi』
と言った商品になります。
親子で寝られる棚・照明付き連結ベッド【JointJoy】ジョイント・ジョイ
親子で寝られる棚・照明付き連結ベッド【JointJoy】ジョイント・ジョイ
【JointJoy】ジョイント・ジョイは、親子で寝るのに特化したフロアベッドです。
サイズはセミシングルからワイドキングまで幅広くラインナップしていて、親子3人や4人で寝る事も可能です。
枕元にはライトも付いているので、夜間の授乳にも便利ですし、フレームが革張りなので赤ちゃんが体をぶつけても痛くありません。
マットレスは国産ボンネルコイルマットレスが床面から21.5㎝と低く、抗菌仕様になっています。
将来分割して使える・大型モダンフロアベッド LAUTUS ラトゥース
将来分割して使える・大型モダンフロアベッド LAUTUS ラトゥース
LAUTUS ラトゥースは、最大幅280㎝の大型フロアベッドです。
子供が小さい時は2台連結して使い、子供部屋を持つようになったら分割して2つのシングルベッドとして使う事が出来ます。
マットレスの種類が豊富で、抗菌仕様だけでも
- プレミアムボンネルコイルマットレス
- プレミアムポケットコイルマットレス
- 国産カバーポケットコイル
- マルチラススーパースプリングマットレス
- ゼルトスプリングマットレス
の5つがラインナップしています。
照明付き 宮付き 国産フロアベッド『hohoemi』
値段を出来るだけ安くしたい方におすすめなのが、『hohoemi』のフロアベッドです。
床面からの高さは20㎝と低く、棚にはコンセントやライトも付いています。
ヘッドボードは内蔵タイプなので、物を置いても赤ちゃんがいたずらしにくくなっています。
フレームはF4スターの低ホルムアルデヒドなので、喘息などのアレルギーがある乳幼児でも安心してご使用する事が出来ますよ。
まとめ
フロアベッドはベッドから転落しても怪我をする心配がないので、赤ちゃんと添い寝をするのに最適です。
フロアベッドを選ぶ時には、床面からの高さが低く抗菌仕様のマットレスがある商品にしましょう。
赤ちゃんにおすすめのフロアベッドとしては、
- 【JointJoy】ジョイント・ジョイ
- LAUTUS ラトゥース
- 『hohoemi』
があります。