ベッドの中にはマットレスではなく、布団が敷けるタイプがあります。
最近のマンションはフローリングが主体なので、布団を敷いて寝たい方にとってはとっても便利ですよね?
しかし布団が敷けるベッドは、気を付けないと寝心地や使い方で後悔する事もあります。
そこでこの記事では、布団が敷けるベッドの特徴や寝心地、おすすめ商品をご紹介したいと思います。
- 布団が敷けるベッドの特徴
- 布団が敷けるベッドの寝心地
- 布団が敷けるベッドのおすすめ商品
- 1位.カントリー調 すのこベッド 大容量ベッド下収納 『Ecru』 エクル
- 2位.国産 棚・コンセント付き収納ベッド Fleder フレーダー
- 3位.ホテルダブルクッション 脚付きマットレスボトムベッド
- 4位.棚・コンセント付き大容量すのこチェストベッド Salvato サルバト
- 5位.総桐すのこベッド Kirimuku キリムク
- 6位.棚・コンセント付きモダンデザインローベッド Tschues チュース
- 7位.跳ね上げ式大容量収納ベッド Long force ロングフォルス
- 8位.布団が収納できる棚・コンセント付き畳ベッド
- 9位.カントリー調 天然木 すのこベッド シングル『Mina』ミーナ
- 10位.国産 宮付き ひのき すのこベッド 高さ調節可能『香凛 かりん』
- 11位.ユーズドデザインすのこベッド Jack Timber ジャック・ティンバー
- 12位.棚・コンセントつき頑丈すのこベッド【SFORZA】スフォルツァ
- 13位.檜天然木すのこベッド【BOSQUE】ボスケ
- 14位.【耐荷重180kg】 折りたたみ式 すのこベッド (フレームのみ) 桐製 4つ折り
- 15位.デザインボードベッドロング Girafy ジラフィ
- まとめ
布団が敷けるベッドの特徴
日本では昔から畳に布団を敷いて寝ていました。
ベッドが欧米から入ってきたことで、この数十年間でベッド派が多数になってきましたが、布団も根強い人気があります。
しかし洋間が主流のマンション住まいでは、布団寝をしたくてもフローリングなので底冷えをしたりカビが生えたりして使う事が出来ません。
そこで活躍するのが「布団が敷けるベッド」ですが、特徴としては、
- 床板がすのこ
- 床板が頑丈
- フロアタイプでない
の3つが挙げられます。
1.床板がすのこ
マットレスの中身は、コイルスプリングが入っているだけの半空洞状態です。
そのため通気性が良く、湿気てもすぐに乾燥してくれます。
一方敷布団は綿や羊毛などの中綿がぎっしり詰まっています。
当然空気を通しにくいですし、綿素材では放湿性も悪いので湿気た状態が長時間続きます。
そのため敷布団を使うためには、ベッドフレームの通気性が良くなければいけません。
通気性が良いベッド代表と言えば「すのこベッド」がありますが、他に「ローベッド」も床板がすのこ状になっているので布団を敷く事が出来ます。
2.床板が頑丈
マットレスは荷重が加わっても、分散して床板に伝える「耐圧分散性」に優れています。
そのため体重が重たい方が寝転んでも、床板がひび割れる心配がありません。
一方敷布団はマットレスと比べると薄く作られているので、耐圧分散性が低くなっています。
荷重が加わるとダイレクトに床板に伝わるので、ひび割れを起こしやすくなります。
そのため布団が敷けるベッドでは、床板が頑丈に作られている必要があります。
床板が頑丈≠耐荷重が高い
ここで注意が必要なのが、「床板が頑丈≠耐荷重が高い」と言う事です。
あくまで床板が分厚い材木を使用していたり桟がしっかり入っていれば、脚やヘッドボード、サイドフレームの強度はそれ程必要ありません。
耐荷重が500㎏や600㎏と言った頑丈なすのこベッドもありますが、こう言った商品はコストが割高な傾向にあります。
布団を敷きたいだけであれば、最低限の耐荷重で床板が頑丈に作られている方がコスパに優れていると言えます。
3.フロアタイプでない
床板が頑丈なすのこで作られているベッドの中にも、布団が敷けないタイプがあります。
それがフロアタイプのベッドです。
フロアタイプのベッドは、フレーム枠で床板が囲まれているため湿気が乾燥しにくい特徴があります。
また、ベッド下の隙間も狭いので、湿度が高くなるとすぐに飽和状態に達してしまい布団が湿気てしまいます。
ローベッドは布団が敷ける
ロースタイルのベッドと言う意味では同じ「ローベッド」もありますが、こちらは布団を敷く事が出来ます。
ローベッドの場合、脚が付いていてベッド下に十分な隙間がありますし、フレームで囲まれていないので新鮮な空気を寝具に取り込む事が出来ます。
低くて布団が敷けるベッドをお探しの方は、ローベッドや折りたたみすのこベッドがおすすめです。
布団が敷けるベッドの寝心地
このように布団が敷けるベッドは、床板が頑丈なすのこでフロアタイプでない事が条件ですが、気になるのが寝心地ではないでしょうか?
実は布団が敷けるベッドの寝心地は、人によっては快適でないケースがあります。
と言うのも、本来敷布団は畳の上で使用するためのものです。
畳はい草を編み込んでいるので、適度な弾力性がありますが、布団が敷けるベッドの場合板の上に布団を敷く事になります。
板は弾力性がほとんどないので、底付き感を感じやすく寝心地も硬くなってしまいます。
特に、
- 腰痛持ちの方
- 体重が重たい方
- 高齢者
は腰や背中に痛みを感じる事があるので、注意が必要です。
腰痛持ちの方
人は寝ている姿勢の時に、体重の44%が腰に加わっています。
そのためヘルニアなどの腰痛がある方は、荷重を分散してくれる寝具でないと腰に過度な負担を与える事になります。
敷布団は耐圧分散性が低いので、スプリングマットレスの方が腰痛にはおすすめです。
腰痛の女性におすすめのマットレス
体重が比較的軽い女性や子供、細身の男性であれば、ポケットコイルマットレスが良いでしょう。
ポケットコイルマットレスは、コイル一つ一つが袋に入っているので荷重が加わった部分だけ適度に沈み込むため、腰に負担をかけずに寝る事が出来ます。
腰痛の男性におすすめのマットレス
体重が70㎏を超える腰痛持ちの男性の場合、ポケットコイルマットレスだと寝心地が柔らかすぎます。
柔らかすぎるマットレスで寝ると、腰が「く」の字に折れ曲がり腰を圧迫するので良くありません。
おすすめは、フランスベッド社製のデュラテクノマットレスで、高密度連続スプリングが重たい体重の方でもしっかりとサポートしてくれます。
体重が重たい方
スプリングマットレスに比べると、敷布団は薄く作られています。
そのため体重が重たい方が横になると、クッション性が足りずに底付き感が出てしまいます。
朝起きると腰や背中に張りを感じる場合には、分厚く弾力性に優れている敷布団に変えるようにしましょう。
敷布団の厚み
敷布団の厚みの目安としては、
- 体重40㎏未満:5㎝以上
- 体重40㎏~70㎏:7㎝以上
- 体重70㎏以上:10㎝以上
となっています。
体重が70㎏を超える方は、最低でも10㎝の厚みがある敷布団を選ぶようにしましょう。
高齢者
若い方であれば筋肉や関節に柔軟性があるので、多少寝心地が硬くても熟睡する事が出来ます。
しかし年を重ねると関節の可動域が狭くなるため、板に敷布団を敷いた硬い寝心地では体に痛みを感じる事になります。
布団の寝心地が好きな高齢者の場合、「布団が敷けるベッド」よりも、弾力性が高い「畳ベッド」の方が快適に睡眠を取る事が出来ます。
布団が敷けるベッドのおすすめ商品
ここからは、実際に布団が敷けるおすすめのベッドを15個ご紹介したいと思います。
1位.カントリー調 すのこベッド 大容量ベッド下収納 『Ecru』 エクル
カントリー調 すのこベッド 大容量ベッド下収納 『Ecru』 エクル
『Ecru』 エクルは、カントリー調が可愛いすのこベッドです。
天然木のパイン材を使用していて、木目が透けて見えるので、暖かみのある雰囲気が魅力です。
床板は開閉式になっていて、ベッドの高さを2段階で調整出来るので、ベッド下には大容量の荷物を収納する事が出来ます。
ヘッドボードには棚と2口コンセントがあるので、スマホや美容家電の使用にも便利です。
2位.国産 棚・コンセント付き収納ベッド Fleder フレーダー
国産 棚・コンセント付き収納ベッド Fleder フレーダー
Fleder フレーダーは、引き出しが1段タイプのチェストベッドです。
頑丈なボックス構造になっているので、ほこりや虫が入りにくく荷物を衛生的な環境で保管する事が出来ます。
床板のタイプが「床板仕様」と「すのこ仕様」の2種類から選べますが、布団を敷く場合にはすのこ仕様を選ぶようにしましょう。
3位.ホテルダブルクッション 脚付きマットレスボトムベッド
高級ベッドさながらの寝心地を味わえるのが、こちらのホテルダブルクッション 脚付きマットレスボトムベッドです。
通常布団が敷けるベッドの床板は合板をしようしているので、寝心地が硬くなっています。
しかしこちらの商品は床板部分がボンネルコイルマットレスになっていて、その上に敷布団を敷くようになっているので、心地よい弾力性があり布団でも快適に睡眠を取る事が出来ます。
腰痛持ちや体重が重たい方、高齢者におすすめのベッドとなっています。
4位.棚・コンセント付き大容量すのこチェストベッド Salvato サルバト
棚・コンセント付き大容量すのこチェストベッド Salvato サルバト
通気性と収納力を兼ね備えているのが、Salvato サルバトのチェストベッドです。
4杯の浅型引き出し、1杯の深型引き出し、長物収納エリアと抜群の収納力を備えています。
引き出しはスライドレール付きで裏面には桟が付いているので、コミックなど重たい荷物でも開閉がスムーズになっています。
5位.総桐すのこベッド Kirimuku キリムク
Kirimuku キリムクは、天然木の桐を使用しているすのこベッドです。
桐は吸放湿性に優れているので、寝汗をかいてもベッドが余分な湿気を吸収して快適な寝心地を維持する事が出来ます。
ヘッドボードやフットボードなどが一切ないシンプルなデザインなので、四方八方から新鮮な空気を取り込めてカビに強い仕様となっています。
6位.棚・コンセント付きモダンデザインローベッド Tschues チュース
棚・コンセント付きモダンデザインローベッド Tschues チュース
ローベッドで人気が高いのが、Tschues チュースのモダンデザインベッドです。
ウォールナットブラウンの濃い褐色が男性に人気で、高さを抑えてあるので手軽にロースタイルを愉しむ事が出来ます。
幅をワンサイズ広くする事で、布団でもおしゃれなステージレイアウトにする事が出来ます。
前板付きの棚にはコンセントがあるので、寝ている間にスマホの充電にも便利です。
7位.跳ね上げ式大容量収納ベッド Long force ロングフォルス
跳ね上げ式大容量収納ベッド Long force ロングフォルス
Long force ロングフォルスは、跳ね上げ式すのこベッドになります。
ベッド下にはタンス1個分の荷物を格納する事が出来ますし、Fフォースターの低ホルムアルデヒドフレームなのでアレルギーがある方でも安心です。
またすのこ部分を持ち上げると、簡単に布団を部屋干しする事が出来るので、いつでもサラサラと快適な状態で寝る事が出来ます。
8位.布団が収納できる棚・コンセント付き畳ベッド
畳ベッドはどれも布団を敷く事が出来ますが、中でもおすすめなのがこちらの商品です。
床板がすのこ仕様になっているので通気性が良く、ベッド下には布団など大型の荷物を収納するスペースがあります。
ヘッドボードには棚とコンセントがあるので、枕元に眼鏡や本を置く事が出来ます。
畳表の種類も「い草畳」「クッション畳」「洗える畳」の3種類から選べるので、使用用途に合わせてお選びください。
9位.カントリー調 天然木 すのこベッド シングル『Mina』ミーナ
カントリー調 天然木 すのこベッド シングル『Mina』ミーナ
カントリー調が可愛いシングルベッドで人気が高いのが、こちらの『Mina』ミーナになります。
ヘッドボードは流行りの板壁風デザインを取り入れていて、木目が薄っすら透けて見えるホワイトウォッシュが特に人気となっています。
床板の種類が布団対応と、マットレス専用に分かれているので、敷布団を使う時は頑丈な布団対応をお選びください。
10位.国産 宮付き ひのき すのこベッド 高さ調節可能『香凛 かりん』
国産 宮付き ひのき すのこベッド 高さ調節可能『香凛 かりん』
天然木のひのきの香りが心地よいのが、『香凛 かりん』のすのこベッドです。
ひのきの香り成分には、リラックス効果、殺菌効果、防虫・防ダニ効果があるので、寝室を衛生的な環境にする事が出来ます。
JIS基準をクリアしたフレームは頑丈ですし、Fフォースターの低ホルムアルデヒド製品なので喘息などのアレルギーがある方でも大丈夫です。
11位.ユーズドデザインすのこベッド Jack Timber ジャック・ティンバー
ユーズドデザインすのこベッド Jack Timber ジャック・ティンバー
オリジナリティ溢れるデザインが魅力なのが、こちらのJack Timber ジャック・ティンバーです。
長年使いこんだかのようなユーズドデザインのフレームは、ヴィンテージ家具のような貫録を備えています。
ヘッドボードはディスプレイシェルフになっていて、小物や時計を置くのに最適です。
12位.棚・コンセントつき頑丈すのこベッド【SFORZA】スフォルツァ
棚・コンセントつき頑丈すのこベッド【SFORZA】スフォルツァ
布団が敷けるベッドの中でもひと際頑丈に作られているのが、こちらの【SFORZA】スフォルツァです。
厚さ20㎜のすのこに、桟には45㎜角の木材を使用していて、耐荷重は驚きの600㎏!
大人が8人乗っても大丈夫なくらい、丈夫に作られているので、長く愛用したい方におすすめのすのこベッドです。
13位.檜天然木すのこベッド【BOSQUE】ボスケ
杉とひのきの良いところどりのベッドが、こちらの【BOSQUE】ボスケです。
フレームには香り豊かなひのきを使用していて、すのこには耐久性の高い杉を採用しています。
無垢材の杉には、有害物質を吸着する働きがあるので喘息がある乳幼児におすすめとなっています。
14位.【耐荷重180kg】 折りたたみ式 すのこベッド (フレームのみ) 桐製 4つ折り
【耐荷重180kg】 折りたたみ式 すのこベッド (フレームのみ) 桐製 4つ折り
こちらの商品は、布団が干せる折りたたみすのこベッドです。
すのこを「M」字型に折り曲げる事で、使用しない時は部屋干しを簡単にする事が出来ます。
シングルサイズは4.8㎏と非常に軽量になっているので、持ち運びに便利なベッドです。
15位.デザインボードベッドロング Girafy ジラフィ
通常よりも長いサイズで布団が敷けるのが、こちらのGirafy ジラフィになります。
身長が180㎝を超える方の場合、ベッドから足がはみ出す事がありますが、Girafy ジラフィなら長さが210㎝とロング丈なので安心。
サイズもシングル・セミダブル・ダブルとあるので、一人暮らしの方はもちろんカップルでも使いやすくなっています。
まとめ
布団が敷けるベッドは、床板が頑丈なすのこで、フロアタイプでない事が条件になります。
マットレスに比べると寝心地が硬くなっているので、腰痛や体重が重たい方、高齢者は注意しましょう。
布団が敷けるおすすめベッドには、『Ecru』 エクルやFleder フレーダー、Salvato サルバトがあります。