脚付きマットレスは、シンプルなデザインで手軽に使い始める事が出来ます。
元々は無印良品が販売を始めて、その後別のメーカーが手掛けるようになった比較的新しいベッドです。
分割タイプや一体型など脚付きマットレスの種類によって、寝心地や使い方が異なってくるのが特徴です。
そこでこの記事では、
- 脚付きマットレスおすすめメーカー13選
- 脚付きマットレスのメリット・デメリット
- 脚付きマットレスの選び方
について詳しくご説明したいと思います。
- 脚付きマットレスおすすめメーカー13選
- 1位.脚付きマットレス 選べる7つの寝心地!すのこ構造 ボトムベッド
- 2位.ベーシック脚付きマットレスベッド
- 3位.寝心地が選べるホテルダブルクッション脚付きマットレスボトムベッド
- 4位.モダンカバーリング脚付きマットレスベッド
- 5位.脚付きマットレス国産分割型ポケットコイル組立設置サービス付き
- 6位.搬入・組立・簡単すのこ構造ショート丈脚付きマットレスボトムベッド
- 7位.脚付きマットレス国産一体型ポケットコイル組立設置サービス付き
- 8位.脚付きマットレスベッド新・移動ラクラク!分割式
- 9位.脚付きマットレスベッド新・国産ポケットコイルマットレスベッド【Waza】ワザ
- 10位.脚付きマットレスベッド伸縮オープンラック付き『Ilene』
- 11位.脚付きマットレスベッド日本製ポケットコイルマットレスベッド【MORE】モア
- 12位.脚付きマットレスベッド家族を繋ぐ大型マットレスベッド【ELAMS】エラムス
- 13位.脚付きマットレスベッド新・色・寝心地が選べる!20色カバーリング
- 脚付きマットレスのメリット・デメリット
- 脚付きマットレスの選び方
- まとめ
脚付きマットレスおすすめメーカー13選
まず始めに、脚付きマットレスの人気商品を13個ご紹介致します。
1位.脚付きマットレス 選べる7つの寝心地!すのこ構造 ボトムベッド
脚付きマットレス 選べる7つの寝心地!すのこ構造 ボトムベッド
23,841円~
セミシングル | シングル | セミダブル | ダブル | クイーン | キング |
こちらの脚付きマットレスは、ベッド本体とマットレスが分かれている「ボトムベッド」を採用しています。
マットレスの両面を使えますし、ベッド本体は分割されているので、移動や引っ越しの際にも便利です。
また高品質なマットレスが7種類ラインナップしているので、寝心地重視の方にもおすすめです。
2位.ベーシック脚付きマットレスベッド
21,036円~
セミシングル | シングル | セミダブル | ダブル | クイーン |
ベーシック脚付きマットレスベッドは、マットレスの種類がボンネルコイル・ポケットコイル・国産ポケットコイルの3種類ある脚付きマットレスです。
シリーズ累計2万台を販売しているベストセラー商品で、ISO9001認定工場で製造している安心品質です。
ニット素材はボーケンの検査に合格していて、低ホルムアルデヒド仕様なので赤ちゃんにも安心してご使用する事が出来ます。
フレームには殺菌効果が期待できる天然木のユーカリを使用しているので、届いたその日から快適に使う事が出来ます。
3位.寝心地が選べるホテルダブルクッション脚付きマットレスボトムベッド
寝心地が選べるホテルダブルクッション脚付きマットレスボトムベッド
23,841円~
セミシングル | シングル | セミダブル | ダブル | クイーン | キング |
ホテルダブルクッション脚付きマットレスは、最高品質の寝心地を得たい方におすすめの商品です。
マットレスは定番のボンネルコイルとポケットコイルに加えて、フランスベッド社製の高機能マットレスがラインナップしています。
またベッド本体にもスプリングが内蔵されているため、荷重を2段階で分散する事が出来ます。
ダブルクッションは一流ホテルのベッドで良く利用されていて、ほど良い弾力と包み込むようなフィット感が心地よくなっています。
4位.モダンカバーリング脚付きマットレスベッド
27,086円~
シングル | セミダブル | ダブル |
モダンカバーリング脚付きマットレスベッドは、スタイリッシュなキルティングが魅力となっています。
モダンさを引き立てるストライプデザインを採用していて、カラーバリエーションもサイレントブラック・ミッドナイトブルー・シルバーアッシュの3色があります。
カバーリングはパッドとボックスシーツが一体となっているので、パッドがずれ落ちる心配がなく洗濯も楽に行えます。
脚は8本取り付けているの安定感がありますし、きしみ音の心配もありません。
5位.脚付きマットレス国産分割型ポケットコイル組立設置サービス付き
脚付きマットレス国産分割型ポケットコイル組立設置サービス付き
38,282円~
セミシングル | シングル | セミダブル |
こちらは、分割型ポケットコイルの脚付きマットレスです。
耐圧分散性に優れているポケットコイルマットレスを使っていて、極厚キルティングによって側面までふかふかの寝心地になっています。
また天然由来の抗菌・防臭効果がある竹炭を生地に織り込んでいるマットレスは、カビや臭いが気になる方でも安心してご使用する事が出来ます。
掃除や移動がしやすい分割型で、組立設置サービスが付いているので一人暮らしの女性におすすめの商品です。
6位.搬入・組立・簡単すのこ構造ショート丈脚付きマットレスボトムベッド
搬入・組立・簡単すのこ構造ショート丈脚付きマットレスボトムベッド
23,841円~
セミシングル | シングル |
こちらはショート丈の脚付きマットレスボトムベッドです。
長さが180㎝とコンパクトサイズになっていますし、ヘッドボードなども一切ないので狭い部屋に置くのに最適です。
セミシングルとシングルの2つのサイズがあるので、細身の女性や子供はセミシングルを、平均的な体格の女性はシングルをお選びください。
注意点として、マットレスが薄型になっているので、体重が重たい男性には不向きとなります。
7位.脚付きマットレス国産一体型ポケットコイル組立設置サービス付き
脚付きマットレス国産一体型ポケットコイル組立設置サービス付き
51,723円~
セミシングル | シングル | セミダブル |
こちらは一体型のポケットコイル脚付きマットレスです。
サイズはセミシングル・シングル・セミダブルの3種類で、セミシングルとシングルにはショート丈もあります。
肌触りの良いキルティングは、通常の1.8倍の厚みになっているので、ふっくらと柔らかい寝心地になっています。
一体型脚付きマットレスは搬入や設置が大変ですが、組立設置サービスが付いているので一人暮らしの女性でも安心です。
8位.脚付きマットレスベッド新・移動ラクラク!分割式
20,541円~
セミシングル | シングル | セミダブル | ダブル | クイーン |
こちらは、セミシングル~クイーンサイズまである分割式脚付きマットレスです。
分割式なのでスムーズに搬入が出来ますし、8本の脚でしっかり支えるので安定感があります。
連結部分は固定テープを使うため簡単に離れる事もありません。
マットレスはボンネルコイルとポケットコイルの2種類があり、ボーケンの検査に合格している安心品質となっています。
9位.脚付きマットレスベッド新・国産ポケットコイルマットレスベッド【Waza】ワザ
脚付きマットレスベッド新・国産ポケットコイルマットレスベッド【Waza】ワザ
42,074円~
スモールセミシングル | セミシングル | シングル | セミダブル | ダブル | クイーン |
【Waza】ワザは、国産ポケットコイルを使用した脚付きマットレスです。
マットレスは分割と一体型があり、マットレスの硬さも3段階で選ぶ事が出来ます。
ポケットコイルマットレスは点で体を支える構造なので、腰や背中にかかる負担をバランスよく分散して理想的な寝姿勢を維持できます。
マットレス側面にはベンチレーター(空気孔)が付いているので、内部に湿気が溜まりません。
10位.脚付きマットレスベッド伸縮オープンラック付き『Ilene』
43,499円~
シングル | セミダブル | ダブル |
『Ilene』は、伸縮オープンラックが付属している脚付きマットレスです。
脚付きマットレスはシンプルなデザインが人気ですが、枕元に棚がないため眼鏡やスマホなどを置く事が出来ません。
しかし『Ilene』ならキャスター付きのラックがあるので、小物だけでなく雑誌や観葉植物などを置く事が出来ます。
マットレスは分割式で、取り外しに便利なマジックテープでくっつける仕様となっています。
11位.脚付きマットレスベッド日本製ポケットコイルマットレスベッド【MORE】モア
脚付きマットレスベッド日本製ポケットコイルマットレスベッド【MORE】モア
75,266円~
クイーン | キング | ワイドキング200 | ワイドキング240 |
【MORE】モアは、大型サイズの脚付きマットレスです。
マットレスはグランドタイプ(一体型)とスプリットタイプ(分割型)の2種類があるので、据え置きにしたい方はグランドタイプを、搬入が難しい方はスプリットタイプを選びましょう。
ポケットコイルマットレスを使っていますが、グランドタイプではコイル数が多く高密度な交互配列を、スプリットタイプでは通気性が良い並行配列となっています。
連結パーツが付属していて、マットレス同士をくっつけると共に隙間パッドの役割も果たしてくれます。
12位.脚付きマットレスベッド家族を繋ぐ大型マットレスベッド【ELAMS】エラムス
脚付きマットレスベッド家族を繋ぐ大型マットレスベッド【ELAMS】エラムス
45,236円~
クイーン | キング | ワイドキング200 | ワイドキング240 |
【ELAMS】エラムスは、クイーン~ワイドキング240まである大型脚付きマットレスです。
マットレスは分割式になっていて、全てのサイズで4分割されていますが、つなぎ目が気にならないようにパッド一体型ボックスシーツがセットになっています。
手触りは暖かさが魅力のマイクロファイバーと、オールシーズン気持ち良いタオルの2種類があります。
マットレスはポケットコイルマットレスで、ボーケンの検査に合格した安心品質です。
13位.脚付きマットレスベッド新・色・寝心地が選べる!20色カバーリング
脚付きマットレスベッド新・色・寝心地が選べる!20色カバーリング
22,741円~
シングル | セミダブル |
こちらは、20色から好きなカバーリングが選べる脚付きマットレスです。
マットレスはボンネルコイルとポケットコイル、国産ポケットコイルの3種類があるので、体格や好みに合わせて選びましょう。
分割型脚付きマットレスですが、カバーリングをする事で境目が気にならないように工夫されています。
脚付きマットレスのメリット・デメリット
脚付きマットレスは一人暮らしや子供用ベッドとしてだけでなく、家族が一緒に寝るベッドとしても人気が高くなっています。
しかし見落としがちなデメリットもあるので、後悔する人が多いのも事実です。
そこで、脚付きマットレスのメリット・デメリットについてご説明したいと思います。
脚付きマットレスのメリット
脚付きマットレスには、
- シンプルなデザイン
- 搬入・移動・組み立てが簡単
- きしみ音がしにくい
- コンパクトサイズ
と言ったメリットがあります。
シンプルなデザイン
一般的な脚付きマットレスは、マットレスの裏に8本程度の脚が付いているシンプルなデザインです。
通常のベッドに比べると存在感が少ないので、お部屋のインテリアを損なう事がありません。
またカバーリングの色合いを決めるだけで、部屋の雰囲気を変えられるので、北欧風やカントリー調、モダンデザインなど好みのインテリアを取り入れやすくなります。
搬入・移動・組み立てが簡単
脚付きマットレスは、ヘッドボードやサイドフレーム、フットボードと言った部品がありません。
そのため搬入が簡単で移動もしやすいですし、組み立てにも時間がかかりません。
一人暮らしや転勤族の方でも、届いたその日から使い始められるのもメリットです。
きしみ音がしにくい
木製ベッドやパイプベッドでは、素材が擦れあう事できしみ音が発生します。
ギシギシとうるさいベッドでは、睡眠の質が著しく低下しますが、脚付きマットレスのようにシンプルな構造のベッドはきしみ音の心配がほとんどありません。
唯一音がしやすい部分としては、マットレスの裏面に入っている床板部分になります。
そのため、脚の本数が少ない脚付きマットレスは注意が必要で、出来れば8本の脚が付いている商品を選ぶようにしましょう。
コンパクトサイズ
宮付きヘッドボードは、小物を置いたりスマホの充電をするのに便利ですが、狭い部屋ではベッドの専有面積がひろくなるため、生活空間を圧迫してしまいます。
しかし脚付きマットレスのサイズは、マットレスの大きさ分しかないので、必要最低限の専有面積で済みます。
ワンルームマンションや子供部屋など限られたスペースに置くベッドとしては、脚付きマットレスが最適です。
脚付きマットレスのデメリット
このように脚付きマットレスにはたくさんの魅力が詰まっていますが、通常のベッド同様に考えていると失敗する可能性があります。
主なデメリットとしては、
- マットレスの片面しか使えない(寿命が短い)
- マットレスの交換が出来ない
- 高級感がない
- 枕元に棚やコンセントがない
と言った事があります。
マットレスの片面しか使えない(寿命が短い)
一番のデメリットは、マットレスの片面しか使えない事です。
通常のベッドはマットレスの両面を使えますし、少しへたってきたらローテーションをする事でスプリングを回復する事も出来ます。
脚付きマットレスは、上下のローテーションは出来ますが、裏表のローテーションが出来ないので、通常のベッドと比べると寿命が半分程度と短くなっています。
マットレスの交換が出来ない
へたりがあるマットレスは、耐圧分散性が出来ずに腰や背中に過度な負担を強いる事になります。
そのため最低でも5~10年に1回は交換する必要がありますが、脚付きマットレスはマットレスだけの交換をする事が出来ません。
マットレスがへたってしまったら、脚付きマットレスごと新品に取り換える必要があるので、コスパは良くないと言えます。
高級感がない
インテリア性が高いベッドと言うのは、フレームの木目やレザーが綺麗なベッドになります。
ウォールナットやタモ材など高級木材を使用したベッドは、見た目に高級感があり肌触りも滑らかに仕上げられています。
しかし脚付きマットレスは脚しか見える木材がないので、高級感は今一つ感じる事が出来ません。
来客が多い新婚夫婦や、ある程度役職が付いているサラリーマンの方にとっては、満足いく外観をしていないかもしれません。
枕元に棚やコンセントがない
就寝前のひと時にスマホやタブレット、本に目を通す方は多いのではないでしょうか?
恋人からのLINEや、気になるニュースをチェックする大切な時間ですが、脚付きマットレスには小物を置く棚もなければ、スマホを充電するコンセントもありません。
睡眠の質を上げるためには、寝る前にスマホのブルーライトは良くないので、考え方によってはメリットにもなりますが、使い勝手が悪いのは否めません。
脚付きマットレスの選び方
脚付きマットレスを選ぶ時には、
- サイズ
- 分割型or一体型
- 従来型orボトムベッド
- ボンネルコイルorポケットコイル
の4つに注目するが大切です。
1.サイズ
サイズ | 長さ | 幅 | 人数 |
セミシングル | 195㎝ | 80~85㎝ | 女性・子供一人用 |
シングル | 195㎝ | 90~100㎝ | 成人男女一人用 |
セミダブル | 195㎝ | 120㎝ | 広めの一人用 |
ダブル | 195㎝ | 140㎝ | 狭めの二人用 |
クイーン | 195㎝ | 160㎝ | 広めの二人用 |
キング | 195㎝ | 180~200㎝ | 三人用 |
ワインドキング | 195㎝ | 200㎝~ | 三人用、四人用 |
脚付きマットレスのサイズはセミシングルから順に幅が広くなっていって、一番大きいのがワイドキングサイズになります。
基本的に長さは195㎝ですが、サイズが上がる事に20㎝ずつ大きくなります。
一人用であればセミシングル・シングル・セミダブルの3種類が、二人用にはダブルとクイーンの2種類があります。
乳幼児と両親の3人で寝るならキングサイズが良いですし、小学生くらいの子供と「川」の字に寝るならワイドキングサイズが必要です。
熟睡出来るベッド幅の目安
脚付きマットレスに限らずベッドには、熟睡するために目安となる幅があり「肩幅+両サイド20㎝ずつ」となっています。
男性の肩幅の平均は45㎝、女性の肩幅の平均は41㎝、小学生の肩幅は30㎝~35㎝程度になっています。
そのため細身の女性や子供であればセミシングルサイズでも大丈夫ですが、男性は最低でもシングルサイズを選ぶようにしましょう。
2人が熟睡出来るベッドサイズ
新婚夫婦など男女のカップルが寝る場合には、注意が必要です。
と言うのも、2人が同じベッドで寝る際のベッド幅の目安は「男性の肩幅+女性の肩幅+両サイド20㎝ずつ」となり、146㎝程度必要となります。
二人用はダブルベッドと考えている方が多いと思いますが、平均的な体格の男女にとっては狭い寝心地になります。
細身のカップルであればダブルサイズでも良いですが、そうでない場合にはセミシングル2台を並べたり、クイーンサイズの脚付きマットレスがおすすめです。
女性や子供はショート丈でも大丈夫
通常の脚付きマットレスは長さが195㎝ですが、女性や子供の場合ショート丈でも問題ありません。
熟睡出来るベッドの長さの目安は「身長+15㎝」なので、身長165㎝未満の方であれば快適に睡眠を取る事が出来ます。
コンパクトサイズにする事で、より生活空間を広く使えるメリットがあります。
2.分割型or一体型
脚付きマットレスならではの特徴としては、マットレスに
- 分割型
- 一体型
の2種類がある事です。
分割型脚付きマットレスの特徴
分割型脚付きマットレスでは、マットレスが腰骨付近でに分割されています。
そのため、
- 搬入・設置・移動が簡単
- 昼間はソファーとして使える
と言ったメリットがあります。
一方、
- 境目の寝心地が悪い
- マットレスが離れやすい
と言ったデメリットも存在します。
マットレスのつなぎ目部分は耐圧分散が出来ないので、寝心地はあまり良くありません。
またつなぎ目はマジックテープで固定するようになっていますが、使っている間にマットレスが離れる事もあります。
そのため体重が重たい方や、腰痛の症状がある方は分割型脚付きマットレスはおすすめしません。
一体型脚付きマットレスの特徴
睡眠アドバイザーの立場から考えると、一体型脚付きマットレスの方がおすすめです。
と言うのも、一体型脚付きマットレスでは、
- 腰の耐圧分散が出来る
- マットレスが離れていかない
と言ったメリットがあるからです。
人は寝ている姿勢の時に体重の44%が腰にかかっています。
そのため荷重を全体的に分散しないと、腰に過度な負担を強いる事になり腰痛を発症する原因になりかねません。
また寝ている間にマットレスが離れていくのは、思いのほか気になるものです。
少し隙間が空くだけでも気になって睡眠の質が低下する恐れがあるので、睡眠の質を高めたい方は一体型脚付きマットレスを選ぶようにしましょう。
3.従来型orボトムベッド
デメリットに記載したように、従来の脚付きマットレスはマットレスの片面しか使用する事が出来ません。
しかし改良された「ボトムベッド」と言う脚付きマットレスであれば、話は変わってきます。
脚付きマットレスボトムベッドでは、ベッド本体とマットレスが分かれているため、
- マットレスの両面を使用できる
- マットレスのローテーションが出来る
- マットレスだけの交換が出来る
- ベッド本体は分割式になっている
と言った特徴があります。
マットレスの両面を使用できる
ボトムベッドではベッド本体が下にあるので、両面仕様のマットレスになっています。
そのため寿命は、従来の脚付きマットレスに比べて2倍となります。
マットレスのローテーションが出来る
マットレスを長く使い続けるためには、2~3ヶ月に1回程度マットレスのローテーションを行う事が大切です。
ローテーションをする事で、重量が加わって凹みやすい中央部分の部分的な凹みをなくす事が出来ます。
マットレスだけの交換が出来る
マットレスがへたってきたり、寝心地が体に合わない場合でも、市販のマットレスに買い替える事が出来ます。
ベッド本体はそのまま使い続けられるので、非常にコスパが良い脚付きマットレスです。
ベッド本体は分割式になっている
ベッド本体がある事で全体の重量は少し重くなりますが、本体は分割式になっているので、搬入や設置自体は通常のベッドと比べるはるかに楽です。
またベッド本体は丈夫なすのこに通気性の良い布を被せてあるので、湿気やカビの心配もほとんどありません。
値段もほとんど差がないですしフランスベッド社製の高機能マットレスもあるので、どちらにするか迷うのであればボトムベッドがおすすめです。
4.ボンネルコイルorポケットコイル
脚付きマットレスで主流となっているマットレスには、
- ボンネルコイル
- ポケットコイル
の2種類があります。
どちらも人気が高いですが、内部構造が異なるのでおすすめとなる対象者が変わってきます。
ボンネルコイル
ボンネルコイルはコイルが連結していて、面で体を支える構造になっています。
値段が安く通気性・耐久性に優れていて、寝心地はポケットコイルと比べて硬めとなっています。
ボンネルコイルがおすすめとなるのは、体重が70㎏を超える方でなおかつ腰痛や肩こりの症状がない健康な方です。
体重が軽い方が硬いマットレスで寝ると反発力に体重が負けてしまい、体が反り返った状態にで寝る事になり疲れが抜けにくくなります。
またボンネルコイルは、耐圧分散性が低いので、腰痛や肩こりの症状がある方にはおすすめ出来ません。
ポケットコイル
ポケットコイルは、コイル一つ一つが袋に入って独立していて、点で体を支える構造になっています。
通気性や耐久性はボンネルコイルに敵いませんが、優れた耐圧分散性を備えています。
寝心地は柔らかめから普通程度になっているので、体重が40㎏を下回る方は「ソフト」を、平均的な体重の方は「普通」を選ぶようにしましょう。
ポケットコイルは、荷重が加わった個所だけ適度に沈み込むので、腰や背中に負担をかけずに済み、腰痛持ちの方でも安心してご使用する事が出来ます。
まとめ
脚付きマットレスの選び方のポイントには、
- サイズ
- 分割型or一体型
- 従来型orボトムベッド
- ボンネルコイルorポケットコイル
の4つがあります。分割型は搬入や設置が簡単ですが、寝心地が良いのは一体型です。
ボトムベッドはベッド本体が別にあるので、マットレスのローテーションや交換が出来て寿命が長くなっています。
体重が重たい方はボンネルコイルが、平均以下の体格の方はポケットコイルがおすすめです。