布団が使えるローベッド5選!敷布団とマットレスで寝心地に違いはある?

ローベッド

ローベッドは、床板がすのこ状になっています。

敷布団はマットレスと比べて湿気やすいですが、ローベッドであれば通気性が良いのでカビの心配がありません。

しかしローベッド全てが布団を使えるのかと言うと、そうではありません。

そこでこの記事では、布団が使えるローベッドの特徴や寝心地、おすすめ商品をご紹介したいと思います。

布団が使えるローベッドの特徴

日本では、古来より畳に布団を敷いて寝ていました。

ベッド文化が浸透するまでは、布団文化が主流だったので今でも布団の寝心地が好きな方はたくさんいらっしゃいます。

しかしベッドで布団を使うためには、

  1. 床板がすのこになっている
  2. 床板に強度を持たせてある

の2つの条件をクリアする必要があります。

1.床板がすのこになっている

人は寝ている間にコップ一杯分の汗をかきますが、その湿気はマットレスや敷布団の裏側に溜まります。

マットレスであれば中身はコイルスプリングなので、通気性が良く湿気をそれ程気にする必要はありません。

しかし敷布団は中綿が詰まっているので、通気性が良くありません。

敷布団には、

  • 綿
  • 羊毛
  • 羽毛
  • ポリエステル

と言った素材が使用されていますが、特に綿は湿気を吸収しやすい上に、放湿性が良くないので寝汗をかくとすぐに湿気てしまいます。

そのためベッドで敷布団を使うためには、床板が効率的に湿気を放出できるすのこになっている必要があります。

ローベッドは通気性抜群!

ではローベッドはどうでしょうか?

ローベッドの床板は、基本的に板と板の間に隙間を設けてあります。

すのこベッドとは違い、桐やひのきと言った天然木は使用されていませんし、塗装をしてあるので床板自体に吸放湿性には備わっていませんが、湿気対策としては十分です。

またローベッドには短いですが脚があり、ベッド下に空間が広がっています。

下から新鮮な空気が入り込むため、敷布団を敷いても湿気にくい構造になっています。

2.床板に強度を持たせてある

敷布団はマットレスと比べると厚みがなく、耐圧分散性に劣ります。

マットレスであれば上から荷重を加えても、力を分散させて床板に伝えるので、床板がひび割れを起こす心配がありません。

しかし敷布団では荷重が加わると、力がダイレクトに床板に伝わるので頑丈でないとひび割れてしまいます。

そのためベッドで布団を使うためには、床板に強度を持たせる必要があります。

ローベッドの場合通気性は全く問題ないですが、商品によって床板が頑丈に作られているベッドとそうでないものがあります。

ローベッドに布団を敷いた寝心地

このように床板が頑丈に作られているローベッドであれば、敷布団を敷いて寝る事が出来ます。

但し注意点として、寝心地があります。

本来敷布団は畳の上で使用するために作られています。

畳は天然のい草を編み込んで作られているため、適度な弾力性を持っています。

一方ローベッドの場合、板の上に敷布団を敷く事になります。

板は畳のように弾力性が備わっていないので、どうしても寝心地は硬くなってしまいます。

特に、

  • 腰痛持ちの方
  • 体重が重たい方
  • 高齢者

の場合、腰や背中に痛みを感じやすくなるので注意が必要です。

腰痛持ちの方

人は寝ている姿勢の時に、体重の44%が腰にかかります。

そのため耐圧分散が出来ない敷布団を使うと腰に負担がかかるので、スプリングマットレスを使うようにしましょう。

女性にはポケットコイルマットレスがおすすめ

体重が軽い女性や子供、細身の男性で腰痛を持っている方は、ポケットコイルマットレスがおすすめです。

ポケットコイルマットレスはコイル一つ一つが独立して袋に入っているので、荷重が加わった場所だけ適度に沈み込むように出来ています。

腰や背中などの負担を軽減出来るので、腰痛や肩こりの症状がある人でも快適に睡眠を取る事が出来ます。

男性にはデュラテクノマットレスがおすすめ

デュラテクノマットレス

一方体重が70kgを超える男性で腰痛を持っている方の場合、ポケットコイルマットレスでは寝心地が柔らかすぎるのでデュラテクノマットレスがおすすめです。

高密度連続スプリングを使用しているデュラテクノマットレスは、耐圧分散性に特に優れていて重たい体重でもしっかりとサポートしてくれます。

体重が重たい方

体重が重たい方の場合、敷布団で寝ると底付き感が出やすくなります。

特に腰や背中は沈み込みやすいので、寝起きに張りを感じる事があります。

そのため分厚くクッション性が高い敷布団を使うようにしましょう。

高齢者

長年畳に布団を敷いて寝ていた高齢者の場合、マットレスの柔らかい寝心地が苦手な方が多いと思います。

しかし先述した通りローベッドに布団を敷くと、畳よりも寝心地が硬くなってしまいます。

若い方であれば関節に柔軟性があるので多少寝心地が硬くても熟睡出来ますが、年配の方は関節の可動域が狭くなっているのでローベッドに布団を敷くと寝心地が悪くなります。

そのため高齢者にはローベッドよりも、畳ベッドに布団を敷いて寝る方が快適な睡眠を取る事が出来ます。

布団が使えるおすすめローベッド

ここからは布団が使える人気ローベッドをご紹介したいと思います。

棚・コンセント付きモダンデザインローベッド Tschues チュース

棚・コンセント付きモダンデザインローベッド Tschues チュース

Tschues チュースは、棚とコンセントが付いているローベッドです。

ウォールナットブランにスチール脚を組み合わせたはフレーム、大人の魅力たっぷり。

奥行き12㎝のヘッドボードには、棚とコンセントが付いているので寝ている間にスマホの充電をするのに便利な仕様となっています。

フレーム幅も120㎝と160㎝の2種類があるので、一人暮らしの方やカップルで使用するのに最適です。

モダンデザインローベッド E-go イーゴ

モダンデザインローベッド E-go イーゴ

E-go イーゴは、モダンデザインがかっこいいローベッドです。

ベッド幅は120㎝となっていて、

  • シングルサイズ:フルレイアウト
  • セミダブルサイズ:ステージレイアウト

から選ぶ事が出来ます。

敷布団も使えますが、フランスベッド社製のマルチラススーパースプリングマットレスなど高機能マットレスもラインナップしています。

モダンデザインローベッド Masterpiece マスターピース

モダンデザインローベッド Masterpiece マスターピース

少し明るい色調で人気が高いのが、Masterpiece マスターピースのローベッドです。

本物の質感に近づけるために特殊な加工を施していて、木目の凹凸や木肌の温もりが伝わってきそうなフレームに仕上がっています。

ヘッドボードの高さを調整する事が出来るので、薄めの敷布団を使用する時には低めにする事でバランスが良くなります。

シンプルな構造なので、一人暮らしの方でも簡単に組み立てる事が出来ますよ。

北欧デザインローベッド Noora ノーラ

北欧デザインローベッド Noora ノーラ

Noora ノーラは北欧調が魅力のローベッドです。

天然木のパイン材を使用したフレームは、明るく暖かみのある仕上がりになっています。

フレームカラーもナチュラルとホワイトの2色がラインナップしているので、布団の色合いやお部屋のインテリアに合わせやすくなっています。

脚の長さは20㎝ですが、別売りで15㎝脚と8㎝脚もあるので、更にロースタイルの生活を送りたい方でも安心です。

ローベッド ウォルナットブラウン デザインボードベッド Bona ボーナ

ローベッド ウォルナットブラウン デザインボードベッド Bona ボーナ

Bona ボーナは、ヘッドレスタイプのローベッドです。

フレームに脚を取り付けただけのシンプルデザインなので、どんなインテリアとも相性が良くなっています。

12㎝の長さの脚は、木製とスチール製から選ぶ事が出来ます。

連結しても隙間なくピッタリくっつけられるので、家族一緒に寝たい方にもおすすめです。

まとめ

布団が使えるローベッドの特徴としては、床板が頑丈に作られている事があります。

ローベッドはフレームに隙間を持たせてあるので通気性が良いですが、敷布団を敷きっぱなしにするとカビが生える事もあるので注意しましょう。

布団が敷けるおすすめローベッドには、Tschues チュースやE-go イーゴがあります。

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